【高大連携】入学前準備セミナーを開催しました
自動車整備を学びたい!将来は自動車整備士になりたい!そんな高校生の皆さんの中で、『わたしは普通科高校だから授業や実習についていけるか心配・・・』なんて思っている方はいませんか??
高大接続事業に関する協定に基づき、入学予定者の入学後の専門ギャップ解消を目的に、2/4(土)入学前準備セミナーを開催しました!内容は出身学科別に『エンジンのしくみ(普通科向け)』『サスペンション交換&アライメントチェック(自動車システム科向け)』の2コースを用意!
はじめに、2201教室にてオープニングを実施し、学科長の挨拶やスケジュールについて説明。続いて、オレンジ色の実習服に着替えドキドキ・ワクワク落ち着かない様子ですが・・・さっそく各コースに分かれて入学前準備セミナーがスタート!
エンジンのしくみでは、順調にシリンダヘッドまで分解した状態で、4サイクルの基本『吸入』『圧縮』『燃焼』『排気』の各行程の作動を説明(^^)/ 参加者は実際に自分で分解したエンジンを手に取って作動を確認。特に吸入行程では、ピストン下降時に強い吸入負圧を体験することで、混合気が吸い込まれる様子をイメージすることができました。その後は、サイドカバーを取り外し、ピストンの往復運動がクランク機構により回転運動に変換される様子を確認。バラバラに分解して構造を確認したあとは組み立て作業!元通りに組み立てたあとはエンジンの始動テスト。『ブルーーーン!』と勢い良く始動できた時の嬉しそうな顔が印象的でした。
一方、サスペンション交換&アライメントチェックでは、日産シルビア(標準車高状態)のアライメントチェックからスタート。自動車システム科の生徒たちにとって、『キャンバ』『キャスタ』『キングピン傾角』『トー』などは復習となりますね。しかし、四輪アライメントテスターでデータを見てみると・・・『セットバック』『スラストアングル』『SAI』など見慣れないデータも表示。担当の先生は分かりやすく丁寧に解説していました!
続いて、実習車のサスペンションを交換してローダウン仕様に変更。さすが自動車システム科の皆さん、作業がスムーズです。交換後は、再度アライメントチェックを行い、車高の違いによるアライメントデータを比較考察することができました。
クロージングでは、学科長よりセミナーの修了証書と記念品を授与するとともに、今後の短大生活へエールがありました。