6月4日(火)『レースエンジニア講演会』を開催しました!
6月4日(火)自動車工業科1年生を対象に『レースエンジニア講演会』を開催しました。
みなさなんは・・・もう『 ROOKIE Racing 』を知っていますよね?
モリゾウこと豊田章男 さん(トヨタ自動車 会長)が、『モータースポーツを起点とした、もっといいクルマづくり』をビジョンに立ち上げたプライベートチーム!スーパー耐久をはじめ、日本のトップカテゴリーであるSUPER GTやスーパーフォーミュラにも精力的に参戦しています(^^)/
今回は・・・何と!ROOKIE Racing エンジニアの東條 力 さんに『整備士からレースエンジニアになって』というタイトルで講演をお願いしました。
さてさて、東條さんは、トヨタ系ディーラーの自動車整備士出身(もちろんトヨタ検定1級)のレース エンジニアなんです。みなさんはレースエンジニアの仕事って知っていますか?東條さん曰く・・・『決めること』だそうです。ドライバーにどんな指示を送るか?天候に合わせたタイヤをどのタイミングで変えるか?給油のタイミングはいつにするか?セーフティーカーが入ったらどうするか?など…少しの判断の違いでレース結果に大きな差が出てしまいます。もちろん、『思いつき』や『勘』ではなくデータに裏付けされた判断を行います。レースで実際にマシンが走っている時以外にも、レース戦略を立てたり、メーカーとのやり取り、テスト結果の分析など・・・いろいろな局面でエンジニアの判断が重要になります。
刻々と変化する路面コンディションの中、スリーワイドバトルありの手に汗握る熱い接近戦が観戦できるのは、エンジニアの方々がデータや経験に基づくマネージメントをしているからなんですね(^^)/
東條さんは、自分の夢はミュージシャン → 自動車整備士 → レースメカニック → レースエンジニアと変わって現在に至っているが、夢と情熱を持って生きていくことが大切。夢は変わってもイイ!諦めてもイイ!諦めたら次の夢をさがせばイイ!!と学生たちにエールを送っていました。
そして、『仕事はスピード感を持って取り組む』『感動を与える仕事をする』『シビレる仕事をする』ことを意識して『情熱』をもって何事にも取り組んで、これからの人生を頑張ってください!とアドバイスをいただきました。東條さん、勇気と感動がガンガン!伝わる講演をありがとうございました(^^)/