【高大連携】入学前準備セミナーを開催しました『サスペンション交換＆アライメントチェック』

3/26（土）本学高大連携校を対象に、入学後の学びをいち早く体験できる『入学前準備セミナー』を開催しました。

当日は出身学科別に2テーマを用意。ミニエンジンの分解組み立てを通じて、4サイクル内燃機関の基礎を学ぶ体験型セミナー『エンジンのしくみ』と、サスペンション交換作業を通じて、車高とアライメントの関係性を学ぶ体験型セミナー『サスペンション交換＆アライメントチェック』の2テーマです。

オープニングでオレンジ色の『つなぎ』に着替えて早速スタートです(^^)/

『エンジンのしくみ』では、シリンダヘッドまで分解した状態で、4サイクルエンジンの基本『吸入』『圧縮』『燃焼』『排気』の各行程について詳しく解説。参加者は実際に自分で分解したエンジンを手に取って作動確認を行いました！特に吸入行程ではピストン下降時の強い吸入負圧を体験することで、エンジンに混合気が吸入される様子を実感的に体験することができました。

引き続き、サイドカバーを取り外し、ピストンの往復運動がクランク機構により回転運動へ変換される様子を確認しました。

復元後は、いよいよエンジン始動です。

『ブルーーン！』と勢いよくエンジンがスタートしたときの嬉しそうな笑顔が印象的でした。

一方、『サスペンション交換＆アライメントチェック』では、車高の違いとアライメントに及ぼす影響についてアライメントテスターを使用して確認しました。最初は標準車高の実習車を計測。『キャンバ』『キャスタ』『キングピン傾角』『トー』など基本的な復習となります。しかし、アライメントテスターのデータをよく見てみると・・・『セットバック』『スラストアングル』『SAI』など見慣れないデータも表示。これらについても先生が丁寧に説明していました(^^)/

続いて、実習車のサスペンションを交換してローダウン仕様に変更。さすが、自動車システム学科出身のみなさんは、作業がスムーズですね。交換後は、アライメントデータを比較することで、車高とアライメントの関係性について学ぶことができました。

クロージングでは、学科長よりセミナーの修了証書と記念品が授与されるとともに、4月からの短大生活にエールが送られました。
※新型コロナ感染拡大防止として、体温測定、アルコール消毒、換気の励行、ゴム手袋の着用等を実施しました。