【製造業講演会】株式会社テック・エンジニアリング様にご講演をいただきました
10月26日(木)4限に、自動車工業科1年生を対象とした製造業講演会を、株式会社テック・エンジニアリング専務取締役の真島浩二様、営業・技術の阿部真一様を講師にお迎えし実施しました。これは、県内の製造業を理解するとともに、話を直に聞くことにより製造業の魅力を知り職業選択の幅を広げるために、キャリア形成プログラムの一環として実施しているものです。
当日は、ご講演に加えて、当社が開発した「人間とジグソーパズルで勝負するロボット」をデモいただきました。このロボットを開発した営業・技術の平澤力哉様、今年4月入社した本学OBの山崎大空様にもお越しいただきました。
株式会社テック・エンジニアリングは、新潟県燕市で産業用省力化装置をはじめとした、FAシステム全般の設計・機械部品加工・組立・電気制御・調整・据付・アフターフォローまでを行う総合エンジニアリング企業です。近年では自動車産業、エレクトロニクス製造業向けに、自社で設計・製作したロボットや画像処理を搭載した組立装置・検査装置などを製造・販売しています。
デモロボット
講演は、自社で行っている「設計(機械、電気)」「加工」「組立て(メカ、配線、配管)」「調整(メカ、ソフト)」「搬入据付け」「修理、アフターサービス」に基づき、製造業で取り組んでいることについて具体的に分かり易くお話しいただきました。「人間とジグソーパズルで勝負するロボット」のデモでは、学生とロボットが対戦し、その中で画像処理機能を備えたロボットの仕組みについて楽しく学ぶことができました。
学生からは「今までものづくりの会社について、どんな仕事をしているのかよく知りませんでしたが、今回の講演でいろいろ知ることができて良かったです。就職活動の参考にしたいと思います。」「今まで製造業というと家電などのイメージが強かったが、企業向けの製品を製造することも重要なことだと思った」「自分の知っている製造業はほんの一角であり、実際には様々な種類の製造業があることが分かりとても参考になりました。自分に合った分野で働くことができるよう、日頃から意識して生活していきたいと思いました。」といった感想があり、学生にとって製造業についての理解が深まったと同時に、今後の学生生活における心構えにも良い影響があったようです。普段の授業では聞けない話やデモがあり大変有意義な講演会となりました。
真島様、阿部様、平澤様、山崎様、本日は誠にありがとうございました。
左から平澤様、阿部様、山崎様、真島様